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ビジュアル日本史1000城(監修:三浦正幸)という本の内容が面白くて城好きになりました

タイトル通りの内容です。

日本各地で目にしてきたお城ですが、天守ばかりを見ていました。美しさと迫力の天守に注目してしまうのは当然なのですが、お城の魅力はそれだけではないということを知ることができた本だと思います。

今日の城跡は、怪しげな復元建築や粗雑な積み直し石垣で満ちあふれている。

 ビジュアル日本史1000城 監修:三浦正幸 9ページ より

本書の中に書かれていたこの一文。もしかして今までは怪しげな復元建築ばかりを見て満足していたのか?と胸に突き刺さりました。


では、どこを見るべきか?本物はどこなのか?そんなポイントが写真付きで説明されています。要点だけがわかりやすく書かれていますので、今までお城に興味のなかった人でもスッと入っていくことができると思います。 

 

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例にあげて見ていきましょう。

2年ほど前、松本城を見学に行きました。その時はちょうど桜の季節で、城内には桜の花が咲き、外国人を含め沢山の観光客でにぎわっていました。

私がとった行動はどうだったのか、振り返ってみます。

まずは遠くから、だんだん近づいてきたところで内堀越しに天守を臨み、パシャパシャと記念撮影。いい感じに天守が写真に納まったところで天守内部に入ることにしました。内部にはたくさんの展示品があり、そして見学者も多数。階段は狭く急こう配のため、なかなか先に進めません。一緒に行った外国人には、お城についての明解な説明もできずにいました。この季節はまだ気温も低かったため床が冷たく、最上階までは行かず早々に撤退。天守の外へ出て、少し周辺を歩き見学終了です。

この本の中には松本城の「三浦流!鑑賞のポイント」として3つのポイントが挙げられています。

①増築を重ねて完成した、美しい現存天守群
②日本で唯一の丸太柱を持つ乾小天守
③破風を飾る最高格式の木連格子

ビジュアル日本史1000城 監修:三浦正幸 104ページ より

 

これはもう完全にアウトです。確かに美しい天守は見ましたが、増築を重ね辰巳付櫓と月見櫓の複合式、そして乾小天守の連結式といった他に類をみない特殊な天守となっていることを全く認識していませんでしたので、ただ見ていただけです。

それにポイントである②、③については全く気に留めていないというありさまです。

この本の良さは、説明されている部分の写真がそれぞれ載っていることです。多分、文章だけで書かれてあったとすれば理解できず、興味を持つことができなかったと思います。

このように見るべきポイントがわかると、今度は他のお城と比べてみたくなります。実際に見て、違いがわかるとますますお城見学が楽しくなってきます。

 

お城の解説のみならず、伝説やこぼれ話といった小話が随所にみられ、読んでいても飽きることがありません。

 

これで、お城巡りがしたくなりました!

 

目指せ1000城のチェックリスト

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地図、1000の城名とチェック欄があるので、どこへ行ったのか 一目瞭然です。

 

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